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鮎は河川の水温が海水温を上回る(桜の季節)ようになると遡上が始まります。
川に入った鮎は、自分の体重の半分の付着藻類を1日で食べるようになり、急速に成長します。
鮎は約1㎡の縄張りを持ち、他から侵入してくる鮎を追い払う習性があります。
成熟とともに下流へ降下していきます。
9月から11月の産卵期になると、浮き石河床の瀬で産卵します。
卵は約2週間で孵化し、海へと流下します。
海へ入った稚鮎は、動物性プランクトンを食べ、波打ち際付近で生活します。
そして、また春になると生まれた河川へと遡上していきます。